ペットと一緒に引っ越すには?安全な移動手段まとめ
- mokamoto7
- 8月19日
- 読了時間: 6分
引っ越しが決まったとき、多くの飼い主さんが悩むのが、「ペットをどうやって移動させるか?」という問題です。
大切な家族の一員であるペットにとって、環境の変化や移動は大きなストレスになることがあります。そのため、移動手段は慎重に選ぶ必要があります。
今回は、ペットの引っ越しにおける主な移動手段と、それぞれの注意点についてご紹介します。
これから引っ越しを予定している飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてください。

自分でペットを運ぶ場合
自家用車で運ぶ
短距離の引越しや、費用を抑えたい場合には、自分でペットを運ぶ方法が選ばれることが多いです。中でももっともコストを抑えられる方法が、自家用車を使った移動です。
飼い主と一緒にいられるため、ペットも比較的安心して移動できます。ただし、以下の点には注意が必要です。
・乗り物に慣れさせておく
急な長距離移動は、ペットにとってストレスや車酔いの原因になります。事前に短時間のドライブで少しずつ慣れさせておくと安心です。
・こまめな休憩をとる
水分補給や排泄、気分転換のためにも、こまめに休憩を取りましょう。特に夏場は車内の温度が上がりやすいため、熱中症対策も忘れずに!

公共交通機関で運ぶ(バス・電車・新幹線・タクシー)
公共交通機関を使ってペットと移動する場合は、各機関ごとのルールを事前に確認することが大切です。
バスの場合
多くの路線バスでは、ペットを「手荷物」として持ち込むことが可能です。
フタが完全に閉まるキャリーバッグに入れることが条件となっており、大型犬など、ケージに入らないペットは乗車不可とされています。
また、高速バスはほとんどのケースでペット不可とされています。

電車・新幹線の場合
ペットは「手回り品」扱いとなり、「普通手回り品きっぷ」の購入が必要です。
キャリーやケージに完全に収容すること、ペット+ケースの合計重量が10kg以内など、細かい条件があります。中型犬・大型犬は電車利用が難しいケースが多いため注意が必要です。
また、新幹線ではペット用に座席の購入はできないため、足元や膝の上にキャリーを置いて乗車します。

タクシーの場合
キャリーやクレートに入っていれば乗車可能なことが多いですが、最終的な判断はドライバーの裁量によります。
鳴き声が大きい、ニオイが強い、アレルギーなどがある場合は乗車拒否される可能性も。利用前にタクシー会社へ事前確認するのが安心です。

💡公共交通機関で運ぶときの注意点
公共交通機関は、騒音や人の出入りでペットが興奮しやすくなる環境にあるため、しつけや慣らしをしてから利用しましょう。
排泄は事前に済ませておくほか、マナーパンツやペットシーツの活用もおすすめです。
ルールを守ることはもちろん、周囲の乗客に配慮した行動を心がけることが大切です。
外部に輸送を依頼する場合
飛行機を利用する
引っ越しが長距離になる場合には、飛行機を使った移動という選択肢もあります。ただし、飛行機での移動はペットにとって非常に大きな負担となることを理解しておきましょう。
日本の航空会社では、盲導犬・聴導犬などを除き、基本的にペットは「貨物室での預かり(貨物扱い)」となります。
気温・気圧の変化、騒音などにより、体調を崩すリスクもあるため、やむを得ない場合を除き、飛行機での移動はできるだけ避けましょう。
ペットタクシーに依頼する
ペットタクシーは、ペットの送迎や運搬を専門に行うタクシーサービスです。公共交通機関を利用するよりも費用はかかりますが、その分、安心感と快適さを重視したい方におすすめです。
このサービスでは、大型犬などキャリーに入らないペットでも乗車できるほか、ケージに入れずそのまま乗せることができる「ケージフリー対応車両」を備えている場合もあります。さらに、車内は除菌や清掃が徹底されており、常に衛生的な状態が保たれているのも安心材料の一つです。万が一、移動中に排泄や嘔吐があった場合でも、多くのサービスでは清掃費用が基本料金に含まれているため、追加の心配も少なくて済みます。
また、ペットタクシーの多くは飼い主の同乗がなくても送迎に対応しており、予約制のためスケジュールも立てやすいのが特徴です。ペットにとっても飼い主にとっても、ストレスの少ない移動手段と言えるでしょう。

ペット輸送専門会社に依頼する
長距離の引っ越しや、飼い主がどうしてもペットに同行できない場合には、ペット輸送専門会社の利用がおすすめです。
犬・猫はもちろん、小動物・鳥類・爬虫類などにも対応している業者も多く、車両輸送・空輸・チャーター便など、さまざまな輸送手段から選ぶことができます。1頭ずつ丁寧に運んでくれるプランを用意している業者もあり、安心して任せることができます。
また、愛玩動物飼養管理士などの専門スタッフが対応してくれるため、体調管理やストレスケアなどにも配慮された体制が整っています。
料金はやや高めですが、安全性や安心感を重視したい飼い主さんにとっては非常に心強い選択肢です。
引越し業者に依頼する
一部の引越し業者では、ペットの輸送サービスに対応しているところもあります。
家具や荷物と一緒にまとめて手配できるため、手間が少なくて便利です。
ただし、国土交通省の「標準引越運送約款」により、ペットを家具と同じトラックに載せることは禁止されているため、別の専用車両での輸送となり、追加料金が発生する可能性があります。
また、対応できるペットの種類や条件は業者によって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
まとめ|ペットにとって無理のない移動方法を
ペットの移動手段は、移動距離・ペット体格・費用感等によって最適な方法が異なります。コストを抑えることも大切ですが、「どの方法が一番ストレスが少なく、安全か?」を基準に検討することが大切です。
大切な家族であるペットが、安心して新生活をスタートできるように、しっかりと準備して引越しに臨みましょう!
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