引越しの際に頭を悩ませるのが、テレビのサイズです。
「薄型だからと大丈夫」と思い、大きなサイズを購入すると、部屋を圧迫し、生活スペースが狭くなってしまう場合があります。
今回は、部屋の広さに合わせた最適なテレビサイズの選び方と、部屋を広く見せるテレビの配置場所についてご紹介します。

1人暮らしにおすすめのテレビのサイズ
部屋の大きさに合ったテレビのサイズを決める時のポイントは「視聴距離(テレビをどのくらいの間を空けて見ているか)」です。
液晶テレビの最適な視聴距離は、「画面の高さの約3倍」とされています。(※4Kの場合は画面の高さ×1.5倍)
これを目安に、部屋に合った液晶テレビのサイズを決めることができます。
<視聴距離と液晶テレビの画面サイズの目安>
視聴距離 部屋の広さ サイズ
約1.2m 6畳未満 →32V型
約1.4m 6畳 →37V型
約1.5m 6~8畳 →40V型
約1.6m 6~8畳 →42V型
約1.7m 8~12畳 →46V型
約1.9m 12畳以上 →52V型
約2.2m 12畳以上 →60V型
約2.4m 12畳以上 →65V型
引用:https://jp.sharp/support/advice/aquos/select_01.html
テレビ台の高さは、30~40cmが基準です。
目線が上向きになると目が疲れやすく、また乾きやすくなってしまいますので、目線が下向きになる高さの台を選ぶことをおすすめします。
部屋を広く見せるテレビの配置とは
テレビは窓に対して直角に配置するのがおすすめです。
窓は部屋を広く感じさせる重要な要素なので、できるだけ遮らないようにします。
もしコンセントの位置が理想的な配置場所から遠い場合は、コード類を壁面に這わせ、カバーで隠すなどの工夫が必要です。
1Kなど狭めなお部屋の場合は、窓の前にしかテレビを置けない場合もあります。
窓の前にテレビを置くと画面が見づらくなるので、窓からの光を遮る工夫が必要になります。遮光カーテンなどを使って対策しましょう。
1LDKの場合は、リビングダイニングのどこからでもテレビが見えるよう、部屋のコーナーに置くのが良いでしょう。
ただしコーナーに置くと部屋が狭く見えてしまう可能性があるので、注意が必要です。
テレビの音量に注意
人がうるさいと感じ始める音の大きさは約50dB以上(夜間は45dB以上まで)と言われています。
普段の会話は約60dB程度で、テレビの小音量もこれに近いです。
隣との境の壁にテレビをつけて配置したり、床に直接テレビを置いたりしていると、壁が薄いマンションの場合は、音が隣の部屋に響いてしまう場合があります。
そのため、壁から少し離す、隣の部屋に面していない壁に配置する、棚の上に置くなどの工夫が必要です。
また、夜間にテレビを視聴する場合は、ヘッドホンを使うなど周囲に配慮しましょう。
テレビを置かないという選択肢もあり
最近では、テレビをあまり見ない為、テレビを部屋に置かない方も増えています。
中には、プロジェクターをテレビ代わりにしてスペースを節約するという方法もあります。
部屋の広さだけでなく、自分の生活スタイルを考慮しながら、テレビの購入を検討しましょう。
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