引っ越し業者を選ぶ際、値段以外にも確認しておきたい項目がいくつかあります。
今回は自分にとって良い業者を選ぶために、チェックするべきポイントをご紹介いたします。
依頼後の対応は信頼できる?
見積もり依頼は引っ越し業者選びの第一歩ですが、それだけではありません。見積もり後の業者とのコミュニケーションも非常に重要です。
メールの場合
レスポンスが早く、質問に対する返答が丁寧であれば、それは良いサインです。逆に、氏名など大事な情報の入力ミスが目立つような業者は注意が必要です。
電話の場合
電話は、対応の良し悪しがメールよりもわかりやすいです。受け答えがいい加減だったり、感じの悪い業者はもっての外です。早朝や夜間など、非常識な時間に電話をかけてくるような業者もやめた方がよいでしょう。
連絡がなかなか来ないような業者も、サービスの質が低い可能性が高いので、候補から外すのが無難です。
サービスの内容は最適?
続いて、見積もりの内容をチェックします。金額だけを見るのではなく、ダンボールやテープなどの梱包資材がサービスに含まれているか、大型家具の梱包や家電の設置はやってくれるのか、など「見積もりにどこまでのサービス料金が含まれているか」を確認しておきましょう。
引っ越しに伴い付帯工事などを依頼する場合は、追加料金が発生する場合にどういうケースがあるのかもしっかり確認しておくと良いでしょう。ピアノのような大きな楽器を運ぶ場合は、そもそも対応してもらえなかったり、オプションサービスとなっていて追加料金がかかることがあります。自分の要望に応えてくれるサービスがあるかどうかも併せて確認しておきましょう。
タイプ別・引っ越し業者選びのポイント
単身で引っ越す場合
単身の引っ越しプランは、大きく分けて2種類あります。
一つは、トラックを貸し切る一般的な方法です。単身引越しは軽トラックなど小さめの車両を用いたり、作業員を少なくしたりすることで、サービスの料金を抑えています。
もう一つが、コンテナボックスを利用した方法です。業者が用意した専用コンテナボックスに荷物を積み、他のコンテナボックスとともにトラックに混載して運搬します。コンテナ内に荷物が収まることが前提となりますが、車両を貸し切るよりも、リーズナブルな価格で利用できるのが特徴です。
但し、コンテナボックスを利用した引っ越しは、家具家電がほとんどないような、荷物の少ない単身者でないと、かえって割高になってしまう場合があります。大きな家具家電を運びたい場合や、荷物が多めの場合は、一つ目の車両貸切プランがおすすめです。
家族で引っ越す場合
ファミリー向けのプランが充実している大手業者への依頼がおすすめです。小さなお子さんがいる場合や、自分で荷造りを行う時間がなかなか取れない場合は、梱包・開梱付きのプランやオプションサービスを利用しましょう。
近距離引っ越しの場合
引っ越しが短い距離の場合は、大手引越業者に限定せず、中小業者への見積もりも取っておきましょう。
地域密着型の中小業者は、短距離の引っ越しに長けているところが多く、引越費用を安く抑えることができます。業者によっては、同一エリア内、1km以内などの近距離の引っ越しに特化したプランを用意しています。ただし質の悪い業者もいますので、サービスの内容や料金をいくつか比較検討した上で、総合的に判断するようにしてください。
長距離引っ越しの場合
長距離の引っ越しには、大手業者がおすすめです。
長距離の場合、大きなトラックでまとめて運搬したり、引越し先からの帰り便があるかどうかで、配送コストが大きく変わってきます。大手業者は配送拠点や大型トラックを数多く所有しており、中小よりも、長距離の引っ越しでも比較的安い料金で利用することができます。
しかし、中には長距離引っ越しを得意としている中小の業者もいます。まんべんなく見積もりをとって料金を比較してみましょう。
業者によってサービスの内容や、得意としている客層は異なります。自分のニーズにあった業者を見つける為には、多角的な比較が不可欠です。
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