夏は春より引っ越し料金が安く、また長期休暇を利用して準備を行えるため、実は「穴場の時期」となっています！しかし、気温と湿度が高いため、他の季節に比べて特別な注意が必要です。
今回は、夏の引っ越しで注意すべきポイントと、引っ越しをスムーズに進めるためのお役立ちアイテムを紹介します。
夏の引っ越しの注意点
水分・塩分をしっかりと取る
夏の引っ越しでは、暑さ対策が非常に重要です。熱中症のリスクが高まるため、作業中は十分な水分・塩分補給と、こまめな休憩を心がけましょう。引っ越し当日を万全な状態で迎えるためにも、日ごろから体調管理に努めることが大切です。
暑さ対策をする
引っ越し時はドアや窓を開けたまま作業するため、エアコンを切るのが一般的です。汗をかくことが予想されるので、汗拭き用のタオルを何枚か用意しましょう。首掛け扇風機（ネッククーラー）の使用もおすすめです。また、引っ越し先では扇風機を最初に設置し、快適な室温を確保するようにしましょう。
虫対策をする
ドアや窓を開けたまま作業すると、虫が家に入ってくる場合があります。虫除けや蚊取り線香・殺虫剤を準備しておきましょう。特に、近くに川や草木がある場合は注意が必要です。
食品はなるべく処分する
冷蔵庫は水抜き（※冷凍庫の内部にたまっている水を抜く作業のこと）をするため、引っ越し前日までに中身を空にしておきます。中身を一時的に保管する場合は、クーラーボックスに入れるなど対策をする必要があります。
しかし、引っ越しのトラックの中は非常に高温になりますので、対策を行っても状態が悪くなってしまう恐れがあります。食材は、生鮮食品や乳製品はもちろん、常温保存可能な調味料や加工食品であっても、食中毒を避けるために、できるだけ当日までに処分することをおすすめします。
関連記事：「引っ越し前にやるべき冷蔵庫の準備とは？」
熱に弱いものはトラックに積まない
食品以外にも、プラスチック製品や精密機械などは熱に弱いので、取扱いに注意が必要です。なるべく自分の手で運び、商品の劣化や故障を防ぎます。
夏場の引っ越しにあると便利なアイテム
飲み物
保冷効果の高い水筒に冷たい飲み物を入れておくと、いつでも冷たい飲み物が補給できます。水だけでなく、スポーツドリンクやお茶なども用意しましょう。
塩分タブレット
塩分を手軽に補給できるタブレット菓子です。水と一緒に摂取しましょう。
保冷剤+クーラーボックス
保冷剤やクーラーボックスを活用し、作業中に摂取する飲み物や食べ物を保冷します。飲み物のペットボトルを凍らせてクーラーボックスに入れておけば保冷剤として使え、そして溶けた時には水分補給用の飲み物にもなります。
冷却タオル・クールスプレー
肌を冷やして体温を下げる効果があり、作業中のリフレッシュに最適です。
タオル・着替え
頻繁に汗をかくので、汚れても良いタオルや着替えを用意しましょう。ボディソープやバスタオルも準備しておくと、作業後すぐにお風呂でさっぱりできます。
日焼け止め・サングラス
夏の強い日差しから肌を守るため、日焼け止めやサングラスを活用しましょう。日焼け止めは汗で落ちやすいため、こまめに塗り直すことをおすすめします。
扇風機
引っ越しの作業中はエアコンを切るため、暑さをしのぐために扇風機を用意しましょう。首掛け扇風機（ネッククーラー）の使用もおすすめです。
虫よけ・殺虫剤
窓やドアを開けた状態で引っ越し作業を行うため、虫が部屋に入ってくる可能性があります。虫よけや蚊取り線香、殺虫剤などを用意しておくと安心です。
夏場の引っ越しは大変ですが、しっかりとした準備と対策を行うことで、比較的スムーズに進めることができます。ただし決して無理はせず、こまめに休憩を取り、水分・塩分補給を忘れずに行ってください！
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